シルクスクリーン
版の孔を通してインクを下に押し出し刷り取る孔版。紙、布など何にでも印刷できます。唯一、反転しない版画です。
1.フィルムを作る

▲これが下絵です。

▲これが完成した作品。
1色1版で製版するので、ピンクの版、グレーの版、黒の版の3版のフィルムを作ります。
人の肌の白い部分は紙の色です。紙の色もうまく使うと1色増えます。
それではフィルム(マットフィルム)に描画していきます。
フィルムには、表裏があり、表面がざらざらしている方に描きます。
手の脂がつくとだめなので、注意します。
▼このような材料を使って描きます。
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←遮光フィルム
広い面積でベタ面を作る時に使用。切り取ってマットフィルムにセロテープで貼って使います。
また、2層になっているので、表面の赤い部分のみカッターでくりぬいて使うこともできます。
←オペーク
中近東の方の土に油を混ぜて作られたもの。
水で薄めて筆で塗ります。薄めすぎると遮光性が弱く、濃すぎると描きにくくムラが出るので注意。
←オペークマーカー(太・細)
遮光性のペン。描きやすいが、遮光性が弱いのでしっかりと描きましょう。
←ダーマトグラフ
遮光性が強い。キャンバスやベニヤなどギザギザなものの上で描くと味わいのある線になります。
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▲黒の版のフィルムから作っています。
原画をトレーシングペーパーに縮小コピーしました。
トナーは遮光性があるので、トレーシングペーパーに原画をそのままコピーしても使えます。
洋服も黒にするため、トレーシングペーパーの上に、オペークを水で薄めて塗っています。
塗った部分が刷った時にインクを通します。

▲実際に刷る大きさの紙を用意します。
紙の上にフィルムを乗せ、印刷する場所に配置します。作品の下にサインを入れるので、その分をあけて調整をします。
紙と、フィルムの内側にそれぞれトンボをペンで描きます。(鉛筆で描くと消えてしまうので、必ずオペークマーカーで描きます)
位置がずれないようにテープで貼ります。
▲このようにフィルムを重ねながら次の版を描き進めます。
黒の版のフィルムの上に、ピンクの版のフィルムを重ねて描いたところです。

▲ピンクの版のフィルムができました。

▲これはグレーの版のフィルムです。
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